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2019-08-21

最近読んだ本2019.5.23 その(2)Voodoo Science
この著者は米軍やワシントンの科学顧問として働いていたので、特に政治家や軍の人間が科学に無知なのにつけ込んだニセ科学の詐欺と、それを利用しようとした政治家の例を詳しく書いている。実は何の関係も無いと証明されたが、今でも話に出るマイクロ波の健康被害で、送電線とガンの発生率が関係が有るとして、おびえた電力会社を食い物にした弁護士や調査会社。1984年レーガンが宇宙から発射するレーザー兵器という怪しい情報に飛付いて、スターウォーズ計画を発表し、その4年後までに政治家や軍人をだまして300億ドルの税金をせしめた、ジャンク科学の発案者とグルの軍需産業、これは1回だけ実験が行われたが何も起こらず金だけが消えた。1976年あるベルギー人がフランス政府に空から鉱床を見付ける装置を持ち込んだ。当時の保守党大統領ジスカルディスタンはフランスが優位に立つ可能性があるとして、秘密を徹底するよう命じ、3年間で2億ドルを注込んだが最初の1回だけ石油鉱床がみつかり、以後何も起こらなかった、誰も見ていないこの箱の中身を調べたらただのビデオ装置だった、これで大統領は社会党のミッテランに代わった。日本でもこの手の話はいくつもあり、最近では画期的スーパーコンピューターの話に自民党の麻生財務相が乗って国民の金を注込んだが、開発研究の実態は何もなく、責任も取っていない。このような話はもちろん初め から意図的な詐欺のこともあるが、科学の理解不足な者がこんな事が出来るだろうと考えて発表し、やがて不可能に気付き、この時点ですでに金を集めているので、嘘をつき通す他なく詐欺になるケースも多い。

・・続く


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